なんでもQ&A~パート職員に退職金制度を導入するメリット

Q&Aトピック

Q:質問内容

 

企業主導型保育園を運営している弊社では、パート職員の方が多く活躍しています。 ただし、扶養枠内で働きたい、というパート職員の希望が非常に多いです。 時給UPや賞与以外で、パート職員の活躍に報いる方法はありますか?

 

A:質問の回答

【退職金】を上手く活用するのはいかがでしょうか?
退職金は掛金を運営費で活用して積み立てることが可能です。
退職金は退職時にのみ「退職所得」として一時金を支払いますので、毎年の賃金とはなりません。
退職金規程を整備し、正職員とは異なる掛金にて運用することが可能です。

 

ポイント

たとえば、退職金の活用方法として「中小企業退職金共済」(以下、「中退共」という)の活用が考えられます。
中退共制度は、中小企業の相互共済と国の援助で退職金制度を確立し、これによって中小企業の従業員の福祉の増進と雇用の安定を図り、企業の振興と発展に寄与することを目的として、昭和34年に「中小企業退職金共済法」に基づき設けられた制度です。(※1詳細)
パート職員であっても加入することができます。添付QAの内容をご確認ください。(※2詳細)

 

詳細

(※1)中小企業退職金共済金事業本部HP:1.制度の概要について/1中退共教制度
『1-1-1.中退共制度とはどのような制度ですか?』
(※2)中小企業退職金共済金事業本部HP:2.加入について/2-1. 加入できる企業・従業員
『2-1-5.パートタイマーは加入できますか?』

 

いかがでしょうか?弊所では退職金規程の作成も可能ですので、ご興味がありましたらお気軽にお問い合わせください。