「新型コロナワクチンの接種後の健康状況調査」と接種後の対応につきまして

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お知らせ

 

新型コロナウイルスの流行は現在も続いており、2021年8月現在デルタ株の流行とともに、新たに以下のように、制限地域・期間が増えています。   【8月2日から8月31日まで】 緊急事態宣言区域:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、沖縄県 まん延防止等重点措置区域:北海道、石川県、京都府、兵庫県、福岡県

 

一方で、自治体や職場での新型コロナワクチン接種が進んでおり、厚労省でも「新型コロナワクチンの接種後の健康状況調査」を開設しています。
《参照HP》:厚生労働省HP『新型コロナワクチンの接種後の健康状況調査』

 

高齢の方と異なり、労働人口の多い20代~50代にかけては特に2回目の接種後の副反応が強く、

たとえばファイザー社製の新型コロナワクチンの場合
1)2回目接種の2日には全身反応が70%弱の方に
2)2回目接種後に37.5℃以上の発熱は40%~60%の確率となっています。

また、モデルナ社製のワクチンでも、現時点での統計数は少ないものの
2回目3接種後の2日目に37.5℃以上の発熱は70%の確率となっています。

このことから想定されるのは2回目接種後の翌日の対応です。
現在、新型コロナワクチンの接種に当たり特別休暇を設定している企業は
限定的で、多くは有給休暇の活用を促している状況であると考えられます。

こうした統計を判断し
①2回目接種後に特別休暇を設定する
②特別休暇のない場合、2回目接種の翌日は有給休暇の取得を推奨する
③なるべくワクチン接種の予約を休日の前日に推奨する

等、制度設計を見直したり、会社全体で情報共有をされるとよいでしょう。

 
特別休暇の設定について、就業規則の修正等を行いたい場合にはお気軽にご相談下さい。