連載《テレワーク》①「テレワーク規程作成の勧め」

トピック

お客様よりご依頼いただきこの3月に「テレワーク規程」の作成をしました。

 
 

そもそもテレワークって?

テレワークとは、会社に出勤せず、自宅やサテライトオフィスなどの離れた場所で働くことをいい、自宅でテレワークを行うことを「在宅勤務」といいます。

 

テレワーク規程は必要?

新型コロナウイルスの影響により、テレワーク勤務を導入したいという、お問い合わせが増えてきています。感染症の予防には、移動の伴わない在宅勤務が有効です。
実際に、規程を作る前にテレワークを導入する動きも多数見られます。しかし私たちは同時に、テレワーク規程を整備しておくことをお勧めしています。今後もいろいろな場面で役立ちます。
例えばインフルエンザは熱が下がってからも数日間出社できませんが、身体は回復している場合は、在宅勤務であればできるかもしれません。
台風や大雪で交通機関が乱れたときなどにも在宅勤務が認められていれば通勤による危険を回避できます。
また、育児や介護で短時間勤務をしている従業員等も、通勤時間をカットできるので、その分長く働くことができます。このようにたくさんのメリットがあるテレワークですが、しっかり規定していないと、「あの人はいつテレワークをしているか不明で、仕事が振れない」「なぜあの人はテレワークが出来て、自分はできないのだろう」といった不信や不満も生まれがちです。

 

この機会に導入したテレワークを会社が継続して行っていく場合には、ぜひテレワーク規程の作成をお勧めします。
その際には、弊所の実務経験・実例をよりタイムリーにお伝え出来ますので、お手伝いが必要な際には、ぜひお問い合わせをお待ちしています。