臨時のテレワーク~水道光熱費の費用負担~

Q:質問内容



 

 

当社でも、新型コロナウィルス対策として、テレワークを推奨していきたいと考えています。
しかし、会社ではテレワークの制度整備を行っておらず、臨時的な対応です。
従業員からの質問で「テレワーク時の、自宅の水道光熱費や通信費等は負担してもらえるのですか?」と質問がありました。どうすればよいでしょうか?

 

★キーワードの意味

テレワーク
→在宅勤務を含む会社オフィスから離れた場所で業務を行うことの総称。
2020年2月21日現在、厚労省もテレワークや時差出勤を推奨しています。
参照/厚生労働省HP:「職場における新型コロナウイルス感染症の拡大防止に関する経済団体への要請について」

 

A:質問の回答

テレワークの経費負担
目安としては厚生労働省の「テレワーク導入のための労務管理等Q&A」が参考になります。
ただし、臨時の場合であって、1週間~2週間程度の在宅勤務の場合には費用の切り分けが困難であり、一方でオフィス勤務時でなければできない、電話対応などの業務が実質的に免除されていること等の兼ね合いから、水道光熱費や通信費等は従業員負担としている会社も多いです。
もちろん、「在宅勤務手当」等、一律の金額を臨時の賃金として支払うことは可能です。この手当は、一律であり実費弁済的とは言えないので時間外割増賃金の計算基礎となります。

 
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