2024年社労士受験生の皆様応援企画コラム

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2024年社労士受験生の皆様応援企画コラム ~弊所の社労士は直前期に何を勉強したのか?~

 

2024年は8月25日(日)に全国で社会保険労務士試験が行われます。 平成合格者の筆者からみると、現在の社労士試験は非常に難しくなっており、夏は異常に暑くなっていて、いまだにコロナウイルスや手足口病なども大流行するという、過酷な現実があり本当に厳しいなと感じます。 そんな過酷な状況の中、頑張る受験生の皆様に少しでも参考になればと、弊所の社労士メンバーの合格年の直前期の過ごし方を今年もコラムにいたしました。 代表・社労士・社労士有資格者と、有資格者は合計12名所属しています。仕事や子育てと両立しながら等、それぞれが勉強だけに集中する環境にない中での受験および合格となっています。弊社で勤務しながらも、2023年に1名の社労士合格者が誕生しています。 世の中の「働き方」についての関心や、「コンプライアンス重視」が浸透し、給与計算や労務事務の人手不足感が高まる中、社労士事務所でも一般事業会社でも社労士は様々なニーズがあり、増々必要とされていると痛感しています。非常に有益な実務資格だと自負しています。(ついでに、弊社に関心をもって一緒に仕事したい!と考える合格者の方が増えるといいなとも思います。笑) 皆様もあと少し、最後まであきらめずに合格を手にしてください!!

 

記載事項

❶合格年度
❷合格年度の属性
❸直前期の勉強内容

 

【代表社員】

❶平成22年度合格
❷(懐かしの)専業主婦時代&長女5歳、次女2歳、三女妊娠中(臨月受験)
❸直前期は、ぬれタオルをレンジで温めて目に当てて寝たり、お灸をしたりして体をケアしつつ、午前2時起床で直前の勉強をしていました。資格学校のweb講義を集中して倍速で聴いて復習にあてていました。(そのおかげで速聴は今の仕事にも役立っています。)

 

【社労士1】

❶平成13年度合格
❷専業主婦時代(子どもなし、仕事もしていない)
❸メンバーの中では、一番お気楽な立場でした…。全然勉強に身が入っていなくて受けた1カ月前の模試でE判定だったため、急に燃える。(懐かしの)i-mode(今だったらスマホアプリ)で過去問をひたすら解く&条文ベースの問題集をひたすら回しました。

 

【社労士2】

❶平成18年度合格
❷独身&会社員時代(フルタイムの会社員ですが残業なし)
❸定時でダッシュして専門学校の自習室に行き、ビデオ講義を繰り返し視聴しました。(これがかなり有益でした!)直前期は社保関係を中心にまんべんなく復習。白書対策のみ特別講座を受けて補強しました。

 

【社労士3】

❶平成19年度合格
❷主婦(子どもなし)&社労士事務所でパート勤務
❸直前期は様々な資格学校の模試を片っ端から受けました。また8月以降は夏休みと有給休暇で事務所にお休みをいただきつつ、過去問・模試で間違えた箇所をひたすら解きなおして備えました。

 

【社労士4】

❶平成23年度合格
❷主婦(子どもなし&派遣社員)
❸試験直前に夏季休暇を1週間取得し、(今では怒られるかもですが)ファミレスにこもって勉強をしていました。なので、お昼ごはんとスイーツと夜ご飯がファミレスでした。直前期には通信添削の参考書で苦手分野の復習、法改正チェック、あとは過去問をひたすら回しました。

 

【社労士5】

❶平成26年度合格
❷独身・市役所の非常勤職員時代(残業無し)
❸直前期は、お盆休みのため地元に帰ってきている友人の誘いを断り、発狂しながら、専門学校の定期試験と模試しかやっていませんでした。自分のモチベーションを上げるために、過去問を解く用紙をノートにし、ノートがいっぱいになったら、次のノートと積み上げていき、早く積み上げたくてノートの中の文字を大きくしたことも。フラストレーションがたまったときにはそのノートを破って(笑)終わったらいっぱい遊ぶと心に決めて挑みました。

 

【社労士6】

❶令和3年度合格
❷主婦(小学生の子ども2人)&認可保育園で園事務フルタイム→直前期パート勤務
❸8月に入って勤務を最小限にしてもらい、公共施設の学習スペースなどで過去問・予想問題集を3days管理法(同じ問題を3日間連続で解く)でひたすら繰り返しました。夕食の準備はYouTubeの動画を見ながら作り、移動中と寝る前はYouTubeの条文をずっと聞いていました。

 

【社労士有資格者1】

❶平成24年度合格
❷専業主婦(2歳の子どもあり)
❸試験勉強に費やした期間は7カ月のみです。子どもがいたので起きる前の早朝2時間と、隙間時間を活用しました。人通りのほとんどない道でベビーカーを押しながら、できなかったところを手書きした手帳をひたすら暗記していました。また、過去問やできずに付箋をつけていた部分を中心に回しました。

 

【社労士有資格者2】

❶平成17年度合格
❷専業主婦(子どもなし)
❸会社を退職していたため、「手に職をつける!」「落ちたら後がない!」と崖っぷちな気持ちで挑みました。直前期には、通っていた資格学校のテキストオンリーでひたすら復習していました。

 

【社労士有資格者3】

❶平成29年度合格
❷専業主婦(子ども妊娠中・臨月受験)
❸資格学校の受講を飛行機の乗れるギリギリの時期まで受けて、里帰り出産へ。直前期は実家から最寄りの資格学校の自習室へ通い、資格学校の直前予想問題集を中心に過去問を回していました。自習室で10時~17時までと時間をしっかり区切って、体もケアしていました。

 

【社労士有資格者4】

❶平成23年度合格
❷既婚・子どもなし・一般企業の社員で人事総務担当(毎日残業)
❸4回くらい不合格で、自分の中でも崖っぷちでした。夏になると強迫観念と焦りで頭がクラクラ・・やりもしないのに分厚いテキストをどこにでも持ち歩く日々。合格した年は、終業22時が当たり前だったので、それからファストフード店へ行きジュースを買って1時間だけ勉強しました。毎日ですが「1時間だけ」と区切ったことと、貧乏性なので「お金を払ったからにはタダでは帰れぬ」がよかったのかもしれません。

 

【社労士有資格者5】

❶平成22年度合格
❷独身&会社員時代(フルタイムの会社員で、残業あり)
❸仕事をしながらの受験だったので、勉強時間の捻出に苦労しました。毎日の通勤時間+出勤前や帰宅後に2時間など、一日最低4時間は勉強するようにしていました。また直前期の週末は、図書館に通っては開館から閉館まで勉強していたのを思い出します。合格して思ったのは、模試や過去問の間違えたところをひたすら復習!が大事だったなと実感しました。

【社労士有資格者6★NEW】

❶令和4年度合格
❷独身&社労士事務所でパート勤務
❸直前期はお休みを頂き、タブレットで講義を流しながらひたすら問題集を解いていました。模試は疲れるし凹むのであんまり受けなかったかもしれません。正しい条文を覚えられるので択一より選択をよく解いていました。