<社会保険適用拡大>社会保険料の負担に助成金を活用したい

トピック

10月1日より「社会保険適用拡大」の対象会社が増加します。

社会保険加入手続きの準備に必要なステップ1&2(別コラム)の番外編として、社会保険料の負担軽減についてお伝えします。

適用拡大の概要は、コラム「<社会保険適用拡大>社会保険加入者51人以上の事業所は早めに準備に取り掛かりましょう!」で説明していますので、あわせてご覧ください。

番外編 増える社会保険料の負担に助成金を活用したい

キャリアアップ助成金~社会保険適用時処遇改善コース~を活用することで、新しく社保加入するパート職員等の社保料負担軽減を図ることができる場合があります。

2種類のコース設計がされていますので、まずは分かりやすい厚生労働省の「キャリアアップ助成金『社会保険適用時処遇改善コース』」の動画をチェックしてください。

キャリアアップ助成金「社会保険適用時処遇改善コース~手当等支給メニュー」の注意点

「手当等支給メニュー」については助成金申請するにあたって以下の点が懸念材料になると弊社は考えますので、ご注意ください。

  • そもそも、法人の負担が最小限かつ助成金申請のための「社会保険適用促進手当」の金額設定が難しい
  • 助成金の対象とするためには、就業規則(賃金規程)の改定が必要となる。
  • 事業所全体または同様の働き方をする方に対しての手当支給はどうするのか?(※既に社保加入している方は助成金の申請対象外ですが、その方たちに手当支給しないと不公平感があります)
  • 賞与を支給する場合にも「社会保険適用促進手当」が必要となる。
  • 「社会保険適用促進手当」の金額の兼ね合いで、来年度以降の算定基礎届の手続きが難しくなる可能性がある

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